音声学

音声学とは、「人間の音声」に関する学問です。人間はどのように「音声」を生成しているのか、その生成のための器官はどうなっているのか、そしてその生成された「音声」の仕組みはどうなっているのか、などについての研究です。あまり難しく考えず「なぜ私たちは話せるのか」「どうやって話しているのか」などと考えてもらえばいいです。

 

 

 

 

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音声学関連のアップに関してはもうしばらくお待ちください。

 

 

 

 

 

 


音声学に関する記事アップ(tanakomo 2013.10.26)です。

 

フナツは十数年、「音声学」を教えています。
何と前世紀から・・・、って1999年からですけど。

でもって、「日本語の音声」を教えています、って人に言うと「日本語の発音を教えているんですか」なんていって『日本語の発音なんて日本人だったら誰でもわかってるのに、何教えてんだろこの人』なんて顔をされることが多いです。

そういう人には思わず質問したくなります。
さて、読んでいるみなさんもぜひ考えてください。

「行く」の過去形は「いった」ですが、じゃ「い」と「た」の間にある小さな「っ」は何て読むんですか?(なんて聞くとまず誰も答えられないです)。

もちろん「つ」とは読まないですよね。

たまに少し知識がある人がいて、「つまる音」です、って答える人がいますが、「行ったって言うときにいちいち喉が詰まるかな?」ですね。

「促音」なんて専門用語で答える人がいますが、「名前を聞いているんじゃなくて、何て発音するのか聞いているんですけど・・」。

「音はないです」って答える人もいますが、じゃ「いた」と同じでいいのでしょうか?日本語では「いた」と「いった」は意味が違いますよねー。

他にもたくさんあるんです。

「新橋」と「神田」という単語のなかにある「ん」は、まったく違う「音」です。

「赤」と「青」の「あ」は、同じ音だと思っている人が多いでしょうが、実は違うのです。

それから、関東人が発音する「ネクタイ」と、名古屋人が発音する「ネクタイ」は発音の仕方が違います。聞く人が聞けばすぐにわかります。ちなみに「ねくてぇあ」と言う、じゃないですよ、普通にネクタイと発音しても音が違うんです。

フナツの音声学を受けた人なら覚えてますね。
「あー、懐かしい」と思っている人も多いでしょう。

そう、音声学は「音声とは何だ」「音声のメカニズムとは」なんてことを研究しているのですが、毎日しゃべっている日本語だって、客観的に考えるとわからないことは多いぞという話です。

答えを聞きたい人は「声のWS理論編」に来てください、なんてね(おっ、宣伝かっ!)。

さきほど、本名のFBのほうに「声のWS理論編」のアップをして、いろいろ思い出してしまって、こちらに余談を書いてしまいました。

アップした図は音声学の授業で使う口腔断面図です。
本文とはあまり関係なかったですね・・・。